施設長の武田忠雄と申します。
このたび私たちは、ここ酒々井町の地に、地域に根ざした特別養護老人ホームとして新たに開設の運びとなりました。高齢化が進む中で、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる環境を整えることは、私たち福祉に携わる者の大きな使命と感じております。
施設は、4階建てで、1階が事務所や厨房、デイサービスルーム（令和8年度オープン予定）などがあり、2階から4階は入居フロアとなっております。全室個室、各階2ユニットで、1ユニット15名定員となっています。各ユニットには名前がついており、2階は、さざんか、なのはな、3階がすずらん、コスモス、4階があさがお、ひまわりとなっています。ユニット名の由来としては、さざんかは花言葉に「困難に打ち勝つ」「ひたむきな愛」とありますので、さざんかのようにたくましく前向きに毎日過ごしていただきたい、という願いが込められています。なのはなにつきましては、花言葉の「快活」「あかるさ」から、入居者様に明るく活気のある毎日を過ごしていただきたいという願いを込めています。
3階のすずらんの花言葉は、「幸福の再来」「純粋」とあります。それにちなみまして、穏やかで心豊かな日々を送り、新しい幸せを見つけていただきたいという思いを込めています。コスモスは、「乙女の真心」「調和」の花言葉があります。入居者様が、心穏やかに周りの方々と共にゆったりとした時間を過ごしていただきたいという願いがあります。調和の花言葉のように入居者様同士、そしてスタッフとの間に温かいきずなが生まれ、和やかな毎日を過ごせるような場を目指します。
4階は、あさがおです。「愛情」「短い夢」が花言葉です。入居者様に充実した一日一日を過ごしていただきたいという願いを込めています。「ひまわり」花言葉は、「あこがれ」「あなただけを見つめる」このユニットでは、ひまわりのようにいつも明るく笑顔で過ごしていただきたい、」という願いが込められています。入居者様の個性を尊重し、その方に寄り添ったケアを提供したいというスタッフの強い思いが込められています。
そして、全体としては、法人理念であります「生命を安心して預けられる施設・健康と生活を守る施設」を基本にして「その人らしさ」を大切にした介護をモットーに、入居者お一人おひとりの暮らしに寄り添い、心のこもったケアを提供してまいります。
また、地域に開かれた施設として、皆さまとの交流や、地域福祉の担い手としての役割を果たしていきたいと考えております。さらに姉妹法人の千葉しすい病院の協力とご指導も仰ぎながら、より良い施設づくりを目指します。
私たち職員一同、地域の皆さまとのつながりを大切にしながら、安心と笑顔にあふれる施設を目指してまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いします。